2019年度から、課題曲がA課題、B課題となり、A課題は、これまで通りの受験曲、バッハ平均律、ショパンなどのエチュード2曲(モシュコフスキー、クレメンティ、モシェレス、ツェルニー50番も含まれる、でもショパンエチュード以外を選ぶ人は聞いたことがありませんが…)と、自由曲という形なのですが、新たにB課題という、選曲自由のリサイタル形式のものが導入されました。
すでに、ピアノ演奏家コースの課題曲では数年前から、このB課題リサイタル形式が導入されており、今年の春の受験生からは、ピアノ科でもこの形がOKになったのです。
これにより、バッハ、ショパンエチュードが必須ではなくなったのですが、しかし入試には使わないとしても、勉強しておくべきレパートリーですから、必ず勉強しましょう。
特にショパンエチュードは、1曲はできても、2曲連続弾くことが難しかったりします。
手が疲れるからです(笑)
ショパンエチュード全曲演奏会をやるピアニストの方々は、ほんとにすごいと思います!
全曲演奏会はできないにしても、2曲連続演奏に耐えうるテクニックを身に着けることは、大事ですから、受験では1曲しか入れないことになるかもしれませんが、受験までに、2曲弾けるようになっておきましょう。
たとえ受験生でも、受験曲だけをひたすらやるのではなく、できるだけ並行してレパートリーも増やし続けられるよう、努力しましょう!
当教室からも、来年度東京音大受験を控えた高3の生徒がいまして、当初はピアノ科での受験をと思っていましたが、武田真理先生の方から声をかけて頂き、ピアノ演奏家コースでの受験をチャレンジすることとなりました。
受かるかどうかは分かりませんが?!、演奏家コースでの受験に声をかけて頂けたことで、本人はかなり喜んでいる様子でした。
受験曲もつい先日決定したので、あと数か月、まずは受験までしっかり頑張ってほしいです!